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2015年04月25日
初夏から夏場は冷えに要注意!
※写真は、我が家の風呂場の天井(の梁に乗っている猫)です。
日増しに暖かく、暑くなっていくこの季節
初夏から夏場は、実は最も冷えに気をつけなければならない季節といえます。
(えっ?なんで?あったかくなっていくのに?)
と思ったあなた。
ぜひ続きを読んで下さい。
(…ははぁ。もう何を書きたいか、だいだいわかったぞ。)
と思ったあなた。
わかっちゃいてもついつい冷やして(冷えて)しまうのがこの季節。
復習のつもりで読んで下さいね
寒い冬の間、「寒い」と実感しているゆえに、みなさんも様々に体をあたためる暮らしの工夫をしていたと思います。
服装しかり。
食物しかり。
飲み物しかり。
入浴法しかり。
適度な運動しかり。
せっせとあたため、血行も促進されたならば、快調に冬を越えて来たことと思います。
ところが…
外気温が上がっていくこの季節、前述の‘暮らしの工夫’はどうなっているでしょうか?
最近はまだ大して暑くはありませんが、一時夏日が続いた時など、クーラーをつけて、冷たいものを飲んで、入浴もシャワーですませていませんでしたか?
かくいう私も、たった数日の夏日の間に体を冷やし、体調を崩してしまいました
冷えが原因だと思われます。
冬の間は毎日ゆっくり湯船に入っていたのに、あの数日はシャワーのみ。
冷たい物を飲み食いしたりはありませんでしたが、うちの店でもクーラーを連日かけていたので、それも結構こたえたのだと思います
年を重ねてくると、若い頃より簡単に体調に響いてくるので、まいっちゃうなあと思う時もありますが
おかげで軌道修正も早々に図れて、いいっちゃあいいのかもしれません(笑)
今回たった数日の夏日で思い知ってしまった私は、決心をしました。
この夏は体をしっかりあたためるぞ
暑くなってきたとしても、クーラーは無縁だし汗もたっぷりかいて暮らしてますよ、という方々は心配しなくても大丈夫
それは理想的な生活です。
クールダウンのためのひんやりした飲食物も、摂りすぎなければ問題ないでしょう。
気をつけなければならないのは、大多数の‘クーラーの中で暮らす’方々です
自宅はクーラーを入れずに暮らしていても、職場に行ってエアコンのスイッチを切ることはたいていの場合至難の業です。
買い物その他で訪れる場所も、夏場は大抵クーラーで冷やされています。
(ここまで冷やさなくてもいいのに)
と思うくらいキンキンに冷えている環境もあります。
つまり暑い季節は、好んでいなくても冷える環境に身をさらす機会が大変多いというわけです。
さらに始末に悪いのは、たとえば一日中クーラーの中で働いて体の芯まで冷えていたとしても、外気にあたれば暑いものだから、‘体をあたためよう’なんて思わなくなってしまうというところです。
私たちが健やかに生きていくためには、血流が良好であることが何よりもの基本です。
血液の流れは、酸素や栄養を全身に運び、老廃物を運び出してくれます。
そして熱を体のすみずみにまで熱を運んでくれます。
ところが体が冷えることで、血流は滞ってしまいます。
そして、体はますます冷えをため込んでしまいます。
冷えた体は暑さに弱くなるので、そうなるとよけいに暑さがつらくて‘冷やしたく’なります。
内臓を含めた体の休息、滋養を受け取ること、自己調整や自己治癒、免疫力、それらはみんな血流の滞った冷えた状態では充分にはなされません。
これが‘冷えは万病のもと’といわれる所以です
クーラーの冷えに対する防御策としては、膝掛けや、上から羽織るものを常備したり、足元や首回りが冷えないようにすることも大切です。
涼しい(涼しすぎる)室内では口からいれるものも温かい物がいいでしょう。
下半身は特に血流が悪くなりやすく、むくみや冷えが起きやすいので、トコトコ歩くなどの軽い運動も◎です。
しかし!
それだけでは足りないと、(今年の私は)思っています
どうして鼻息荒く力説するかと申しますと、これは先日の夏日の過ごし方への自戒のみならず、昨年夏の過ごし方への強い反省あってのことなのです。
昨年夏、実は中盤あたりから私は調子を崩してしまいました。
結局秋まで引きずり、不調と共に数ヶ月を過ごしてしまうという…
冷えに加えて更年期障害も相まって、なかなかにしてしんどい夏秋でありました。
しかし、今思えば更年期障害にしても、‘しっかり温める’ことができていたらもう少しは楽になれていたと(確からしく)思うのです。
(しっかり温めていたら…)
そう。
先ほど書いたような防御策の他に、プラスアルファー…
湯船での入浴を加えていたら!!
クーラーその他で不自然に冷えた体を温めるのには、なんといっても入浴が一番効果的です。
わたくし、このブログでもちょこちょこ入浴の恩恵の話を書いてきました。
ありがたみは知っているつもりでした。
だというのに、やってきた更年期症状から‘やる気’をダウンさせ…
やる気がないから湯船に湯を張って入浴する気にもならず…
よって日中の冷えが解消されずに持ち越され…
ますます体調が低空飛行になり…
だもんで、ますますやる気がなくなり…
ダラダラ書いてすみません
要は悪循環です。
人間、いったん調子が落ちると(これじゃあダメだ)と思っても、改善しようとする意欲や覇気がなかなか湧いてきません。
食事にしても、いったん崩れた場合、ちょっと外れたところからは引き返せますが、あるところまで傾くと逆によからぬ物ばかりを食べてしまったりすることがあります。
…わかっちゃいるけど…
なわけです。
だ・か・ら
先手先手で手を打ちましょう
引き返せない悪循環にはまり込む前に!
更年期障害がなくても、冷えとバテは立派に悪循環を作ってくれますからね。
そうです。
だから今このタイミングでブログを書いているのです。
夏に突入する前に
梅雨を控えた、夏前哨戦のこの時期に。
冬が過ぎ、いつの間にやら常時空っぽになっている湯船に、今日から再び毎晩お湯を張りませんか?
今年の夏に向けた目標
「夏になっても毎晩湯船に浸かるぞ」
※何度もしつこくてゴメンナサイ。
大多数のみなさんと同じく、夏になれば私も昼間は弱冷とはいえ一日中クーラーの中で過ごします。
低温やけどのごとく、静かに深く入り込んだ冷えを、晩にはゆっくり時間をかけてお湯の中で解消してあげるのです。
(湯船の無い方は足浴をするだけでも、ずいぶん楽になりますよ。)
今からの季節、冷え環境に身を置かざるをえない(或いはクーラー大好き)なみなさん、ぜひ一日の終わりには湯船で体を芯まで温めて下さい。
38〜40℃くらいのお湯に20分も入ったら、健やかな血流が帰ってきて、汗と一緒に老廃物も出て行ってくれます。
体を温めることで、夏の暑さにも強くなります。
ホントです。
体は、冷やすほどに夏バテしていくのですよ。
ゆったり入浴した晩には、すやすやと快眠にも誘われることでしょう(就寝の1時間〜1時間半前までには入浴を終えましょう。安眠の秘訣です)
…と、この場を利用して再三自分にも言い聞かせたところでこの話しはお仕舞いといたします。
今日は冷えがちな初夏から夏場にぜひ実行したい、湯船での入浴のおすすめでした
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
Posted by そ ら at 08:37│Comments(0)
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